Lithops sp.
2022年 09月 11日
Lithops sp. リトープスは「脱皮」という面白い増え方をするが、無性生殖、つまり同一のDNAでも表面の模様が微妙に異なっている。察するにこの模様は遺伝子によるものではなく適当なパターンで現出しているのだろうか。そんなどうでも良い事を気にする人はいないようで情報は落ちていなかった。実は「どうでも良い事」は研究すれば第一人者になれる宝の山だ、ということを廣瀬誠先生(ヒヌマイトトンボの発見者)に教えて頂いたが、教えて頂いただけで何も成すことのない時間だけが経過した。どうやら自分は事において「どうでも良い」と判断する側の人間だったようだ。
タグが付いていなかったのでsp.としたが、市場で出回る「菊章玉」ってやつに似ている気もする。交配品種も多いので迂闊に同定できないが、店先や図鑑で色とりどり、千差万別の模様を見ていると多少のコレクター心はくすぐられる。幸いなことに育成難易度がやや高い、という点がブレーキになっている。
by hangedou
| 2022-09-11 16:54
| Messembryanthemum
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